次世代電気自動車「iMiEV」

藤本忍

2008年07月14日 22:37

10日の午後、三菱自動車工業株式会社の岡崎工場へお邪魔させていただいていました。なんと、新城市教育委員会の教育長、教育部長とご一緒させていただき、洞爺湖サミットの時にも話題になっていたあの電気自動車iMiEVを見学してきたのです!


ベース車両は軽自動車の『i(アイ)』で、とてもかわいらしいスタイリング。外観だけではこれが電気自動車であることは全くわかりません。いや、文字では書いてあるからわかりますけど(笑)


まずは簡単にiMiEVの概要について説明を受けます。現時点でiMiEVの最高速度は130km/h、フル充電後の走行距離は160kmなのだそう。日常の足としては十分以上の性能だと思います。


通常はガソリンの給油口のある部分に充電用のコネクタが(左右どちらにもアリ)家庭用のコンセントからでも手軽に充電できるのが大きな魅力です。そして、現在電力会社等で開発中の急速充電器を使えば約30分で充電することも可能なのだそうです。


そしてお待ちかね、実際にハンドルを握っての試乗タイムです。エンジン車と違い、アクセルを踏んだ瞬間から力強いトルクが発生するのでビックリするほどキビキビと走ってくれます。まるで実物大のラジコンカーに乗り込んだような感覚といいますか・・・。最初は、もっと地味な乗り味(ゴルフ場の電気カートみたいなの)を想像していたんですけど、実際に乗ってみたら楽しいのなんの♪お世辞ではなく、市販されたら自分もぜひ欲しいなと思いました。


今回、この電気自動車「iMiEV」を試乗させていただいて思ったのは、決してガソリン車の代替として仕方なく乗るものではないということです。そもそもガソリン車とは全く違った次元で、これからの車社会を変えていくであろう大いなる可能性を感じます。どんなに環境に優しくても、乗っていて楽しいクルマでなければ、そんなのクルマじゃない!と個人的には思う今日この頃。いつかガソリン車がこの世界から消えて無くなってしまう時代が来ても、クルマは楽しい乗り物であり続けて欲しいものです。

(´-`).。oO( 新城ラリーを電気自動車でやるのも楽しそうかも・・・)

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